日本ベトナム友好協会大阪府連合会/少数民族と山

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2008.5.10up



ランビアン山の言い伝え

 ダラットの北20kmくらいのところにランビアン山はある。ダラットからもよく見える双耳峰だ。高いほうがランで低いほうがビアン山となっている。
 最初にホーチミン市の若者と登ったときには、行こう行こうと、皆オオハシャギで、ふもとまで行った後、徒歩で登った。06年6月のそのときは、曇っていたので、頂上が見えなかった。それですんなり登って、観光の雰囲気を満喫したものだった。
 しかし、僕には聞いていた言い伝えがあって、聞いたときに見たランビアン山は2つの峰を持つ高い山であった。それで帰ってから、聞いてみると、公園になっているランビアン山と本当のランビアン山とは違うということだった。なるほどである。
DSCN1282.JPGランビアン山公園の頂上のシル族
 この言い伝えを話してくれたのは、ツーリズムガイドのギーであったと思う(01年中部高原の旅)。ランはラット族の族長の息子、ビアンはシル族の族長の娘、2人は恋仲になってしまった。族同士はあまり中がよくなったので、両親はともに結婚を許さなかった。2人は連れ添って駆け落ちした。山の中深く入っていって、冬になって凍死してしまった。それから、その山をランビアン山と呼ぶ。
DSCN1883.JPGラン山の頂上から眺めるランビアン山公園
 山のふもとにラット族の集落がある。ダラットのラットで、ダラットというのはラット族の水という意味だそうだ。この集落の店で色々と話を聞いた。ダラットがスイス人によって発見されたというそのときには、その場所は私たちが住んでいたのです。ダラットの中心の池の所は、私たちの田畑だったのよ。避暑地を作るということで追い出されました。この集落は、全員がキリスト教の信者ということで有名なところ。ダラットの冬は寒いのよ。
DSCN1887.JPGラット族の集落の店
 一方、シル族の方は、時々山道ですれ違う。少し背丈が小さそうだ。ランビアン山公園の頂上では、シル族が馬を連れて乗せてくれたり、手織りの布で「ランビアン」と織り込んだものなどを土産で売っている。今も、あまり中はよくないですね、けんかするほどではないけれど・・・とラット族の老人は語ってくれた。
 ランビアン山公園はその昔、アメリカ軍の通信基地があったところだそうだ。今は、ジープでブイブイと登るところに変わった。
 巻頭の写真は、ラット族の村のおじさんに案内してもらって登った本当のランビアン山。ビアン山のほうは時間がなくて登れなかった。(06年11月)
                           09年4月21日 Shodoの少数民族と山の旅1

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