日本ベトナム友好協会大阪府連合会/サパ物語2

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 サパは、今ホテル建設のラッシュである。大きなホテルが3箇所で建設中であった。また、小さいホテルもあちこちで建設が進んでいる。サパ郡の官庁などは、すでに2000年から、人造湖(サパ湖と命名されている)の周りに移動が進み、ほぼ完了している。人造湖はハノイのホアンキム湖をまねて作ったもののようで、中に亀の島まである。大きさは、長径が200mというところ。

 カットカット村では、観光客の増加を見込んで、漢方薬の草木など、100種類くらいの草木を、山から取り出してきて、公園内に植え込み、観光客がそれを観察できるという施設を作ろうと計画している。現在、許可申請中で、許可は時間の問題ということだそうだ。それらの費用はもちろんどこかの支援金である。当然のことなのだが、カットカット村のモン族の計画ではなくて、サパ市の計画である。

 また、タバーン村のシオミティーでは、ダム建設が進んでいる。今回、ハノイでたまたま、その工事の電力関係の担当者と知り合いになり、すでに工事用車両の道路建設が終わったところで、これから本体のダム工事に入るところだということを知った。それで、今回は、シオミティーへ行ってきた。サパと同じくらいの高さまで、タバーンから車で1時間くらい登っていったところにシオミティーはあった。小さな盆地で、山の麓に10数軒の家が見えた。のどかな田園風景そのものである。河では、薪運びの娘が2人水浴びをしていた。

 工事に使うセメントが、ある家の前に山積みにされてあり、そこから、2-3台のバイクが一回に2個づつ、建設現場のほうへ運んでいるところであった。一個運ぶと1万ドンの収入になるという。歩いて建設現場に行くと2時間かかるというので、シーミティーの高い方の集落から、30分程歩いて、ダムが出来ると思われる山が迫ったところを見てきた。深いところで80−90m程のダムのようだ。2つの谷が水没する。高い方の集落は、すこし、移動するだけで、その付近に住み続けが可能なようだが、田んぼはなくなるので、彼らの生活はどのように立てるのであろう。低い方の集落はほぼ全面的になくなりそうである。移住先などまだ決まってはいないようだ。

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 また、このダムの周りに観光用の道路を作り、一部に公園を作って、森林観察などが出来る施設の建設が計画されている。この計画は、現在申請中で、まだめどは出来ていないようである。国立公園になったので、サパ市の計画も、国の許可が必要である。もちろん、計画として、エコロジーを謳っていることにはなっている。

 シオミティーの周辺は、タバーンやカットカット村の周辺にはすでにいなくなった、動物達の宝庫であると、サパ郡の地図に出ている。熊や山猫たちの生存が脅かされることのないような、調和の取れた開発になるように期待したい。

 ついでながら、ラオカイからの列車の中で、日本のODAで道路建設の仕事をしている若者と同室になった。彼は、自分の給与は200ドルなのに、日本人の担当者は2万ドルの給与を取っていると言った。日本のODAは、監査がちゃんとされているのだろうか。先ほどは、ベトナムの運輸省の高官が汚職で逮捕されるという事件が起こったが、これは日本のODAではないか。日本のマスコミやODA担当の方では、この汚職にコメントしたと言う話は聞いてはいない。

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